【生たけのこ】皮を取り除いてからのアク抜き方法 「博多飯場たけのこ」はアクが少ないので糠(ぬか)や唐辛子は必要ありません。時期にもよりますが、30分から1時間くらい茹でるだけで充分アクが抜けます。そこでおすすめしたいのは ”皮を取り除いてから茹でる方法” です。この方法のメリット、デメリットをあげるとしたら≪ メリット ≫皮を取り外すので茹でる体積が減ります。茹でる時間が短縮できます。茹でる途中でタケノコを取り出し、アクの抜け具合を味見して確認できます。≪ デメリット ≫アクの少ないタケノコでなければこの方法が使えません。皮を取り除くので、皮の根本側にある「姫皮」を食べることができません。この方法でのアク抜きは、一般的な糠と唐辛子を使用したアク抜きなどと比べても味や香り、食感など劣るところはありません。是非お試しいただきたいアク抜きの方法です。 【生たけのこ】皮付きのままのアク抜き方法 皮付きのままアク抜きをする場合は、先端の穂先部分を切り落とし、皮を縦に実の部分まで切り込みを入れてから茹でます。この方法だと皮付きのまま茹でますので皮の根本側の白い部分「姫皮」も調理することができます。この方法のメリット、デメリットをあげるとしたら≪ メリット ≫皮も一緒に茹でますので姫皮を調理することができます。≪ デメリット ≫皮のまま茹でますので大きな鍋が必要です。アクの抜け具合が確認できません。 【水煮たけのこ】部位ごとの切り分け方 筍は先端部分の穂先と根元の部分で使い分けるとより美味しく食べることができます。先端部分の穂先は、柔らかく食感がいいので「筍ご飯」や「和え物」などにおすすめです。根元部分は、香りは強いが繊維質で穂先に比べ硬いので「天ぷら」や「炒め物」などにおすすめです。 【皮付き水煮たけのこ】姫皮の取り方 姫皮は、シャキシャキとした食感と柔らかさを併せ持っている部位で、身の部分と比べ香りが強いのが特徴です。なかなか商品として出回らない部位ですが、シンプルに塩だけでお刺身のように食べたり、お吸い物の仕上げに散らすなどの食べ方がおすすめです。